こんにちは!
昨今コロナ禍で地方でもジョブ型雇用が浸透してきてますね。
ですが、ジョブ型雇用するにしても、経験者やスキルのある人を採用するにはどうしたらいいの?というお悩みをよく聞きます。
私のお客様も仰っていました。ジョブ型ジョブ型って言われても
いくらコロナ禍で採用しやすいとはいえ、経験者の採用ってハードル高くない?って…
経験者が採用できないから、未経験でもOKにしていたのに、と言われてしまいました。
なるほど!そうですね。おっしゃる通りです。
経験者の採用は、コロナ以前と同じくらい難しいままです。
でも、採用できている地方の中小企業は、こんなことをしています!
それは…
【多様性を受け入れる】です。
多様性を受け入れる…!?どんな多様性ですか?!
では今回は、多様性を受け入れることで、地方の中小企業もジョブ型雇用ができている事例をご紹介します!
採用でいう多様性とは?
多様性とは、様々な意味を持っているかと思いますが、今回のこの記事では、様々な属性だと思っていただければと思います。
例えば、主婦(夫)さん。シニア層。最近では副業(複業)という言葉も出てきましたね。
または、フリーターや、現職中の社員さん、無職の方も中にはいます。
このような様々な属性のこと差します。
多様性を受け入れる(様々な属性を受け入れる)意味とは
多様性を受け入れるというのは、こういった様々な属性の方に合わせて多様な働き方を受け入れるということを意味します。
現在(2020年11月時点)での求人倍率は1.04倍でしたね。新型コロナウイルスの影響で、求人倍率は下がり、働く側にとっては希望の仕事を見つけにくくなりました。
反対に、企業側は多少採用しやすくなったと思います。
しかし、やはり経験者の採用となると難しいままなのが現状です。
中小企業がジョブ型雇用に移行するには、多様性を受け入れて、多様な働き方ができる環境を提供できる必要があるのです。
ジョブ型雇用がおススメな理由については以下の記事をご覧ください。
様々な属性の多様な働き方とは
例えば、主婦さん。
小さなお子さんをお持ちの主婦さんは、子育てを両立するために時間を短く働きたい・扶養内で働きたい等の考えがありますよね。
実際には、お子さんが産まれてお仕事を辞めた方もたくさんいます。
辞める前はバリバリ営業をしていた、マーケティングや企画で主任を任されていたなんて方も少なくありません。
そう言った方は、本当に優秀なスキルをお持ちですが、子育てと仕事を両立しようとすると、昔みたいに働けないと諦めている方もいます。
こう言った方に、時短正社員というポジションや、パートでジョブ型採用をしても良いのではないでしょうか。
他にも、シニア層。
優秀な経験をお持ちのことが多く、正社員としてフルタイム出なくても、外部顧問として一部の業務をお願いすることもできるでしょう。
または、複業。
副業とも言えます。一つの会社に縛る必要もありません。スキルのある方であれば複業されている方もいますから、こういった方を受け入れる体制というのも必要になります。
多様な働き方を受け入れる準備は?
新たな労働条件をつくり、就業規則さえ変更できればすぐにでも受け入れられます。
労働条件を新たに作るにあたっては、既存の社員のことも考えたり、同一賃金同一労働のこと、残業のことなど、気を付けるべきことはたくさんあります。
就業規則の変更も、労働組合の関係が合ったりする企業もあれば、社員代表との合意で変更できる企業もあります。
このあたりは専属の社労士さんに相談することをおすすめいたします。
しかし、これらのことの準備ができれば、すぐにでも求人を出すことができます。
人出不足ではあるものの、多様な働き方を受け入れる体制ができている中小企業は多くありません。
注目度は間違いなく上がっていくことでしょう!