新型コロナウイルスの影響で、急遽Web面接の導入を進める企業が増加しています。
そんな中、慣れない作業に苦戦する声や、WEB面接を取り入れるのに躊躇する声も上がっています。
しかしこれからはウィズコロナの時代と言われていますので、今回はWEB面接のメリット・デメリットを簡単にご紹介します。
メリットを知ってWEB面接を好きになろう
■メリットその１ 応募数・面接人数の増加が見込める
WEB面接を取り入れることによって、遠方に住んでいる求職者からの応募が期待できます。
新型コロナウイルスの影響でIターン・Uターンを考える求職者が増加傾向にあるので、
遠方に住んでいてもWEBで面接できることは大変大きなメリットになります。
また、Web面接はお互いに時間が合えばいつでもできるので、日程調整もしやすく面接の件数を増やすことができます。
■メリットその２ スピーディーな対応で内定辞退を減らすことも
先ほども述べたようにWeb面接はお互いに時間が合えばいつでもできるため、内定までの流れをすばやく組むことが可能です。
二次面接や内定を待っている間に他の企業から内定がありそちらに行ってしまうケースは少なくありません。
スピーディーに対応することで求職者の熱量が高いまま採用を決めることができ、内定辞退などのリスクを下げることができます。
■メリットその３ 面接を振り返り精度を上げることができる
Web面接システムの中には録画機能が付いているものがあります。そういったシステムを駆使することで面接中の映像を録画し振り返ることができます。
録画した映像は様々な使い方ができ、例えば面接に参加していない上司や担当者へ面接内容を正確に共有することが可能です。
内定を出すかどうか悩んだ時に見直すことで決断もできるのではないでしょうか。
また、面接内容を見返すことで面接官のレベルアップや育成にも役立てることができます。
ただ、録画データが外部に流出してしまうと法律違反になってしまう危険性があるので、徹底した管理が必要です。
デメリットを知ってWEB面接とうまく付き合おう
■デメリットその１ 通信トラブルが起こる可能性アリ
日程調整がしやすい反面、きちんとしたネット環境がないと面接を行えないのがWeb面接。
スムーズなWEB面接を行うには、双方のネット環境が整っていないといけません。
また、ネットワーク機器のトラブルによって面接が中断というケースもあるので、
事前に求職者側の環境を確認したり、トラブル時の対処方法を決めておくとよいでしょう。
■デメリットその２ 表情や反応が伝わりにくい
Web面接ではカメラやマイクを通じて面接を行うため、対面面接に比べて相手の表情や反応が読み取りにくいです。
それは相手も同じなのでこちらの質問の意図が伝わらなかったり、齟齬が生じる場合もあります。
事前に質問項目を共有しておくなど、防げるトラブルは未然に対処しておきましょう。
ウィズコロナと呼ばれるこれからは、WEB面接を取り入れているかいないかで大きな差が出てくる可能性があります。
求職者にとっても、企業にとっても時間や交通費の負担が少ないWeb面接を積極的に活用し、これからの採用活動に備えましょう。
