こんにちは!求人ライターのしぇりです。
本日はスカウトメールを送る際の注意点についてまとめました。
採用手法の定番になってきたダイレクトリクルーティング。
最近では求人広告でもスカウト機能付きのものが増えてきました。
「せっかくついているならやってみよう」
「とりあえずたくさん送ればなんとかなるかな」
など、手あたり次第に送ったり、定型フォーマットのまま送っている方もいるのではないでしょうか。
ダイレクトリクルーティングの効果をあげるために大事なことを、
今回はスカウト代行業務もやっている筆者の経験と合わせてご紹介いたします。
①まずはターゲット設定が大事
まずは【どんな相手に送るのか】。
未経験OKと経験者募集では年齢層も変わりますし、
地元で働きたい人が欲しいのか、Iターン狙いなのかでも変わりますよね。
例えば
「自社の色に染めたい。最初はあんまり給与出せない」
のであれば年齢は若めで仕事経験の少ない人、そして年収が高くない人を狙いますし
「即戦力で現場を任せられる人なら給与は出せる。賞与も高い。」
という場合なら30代以上で経験年数が5年以上、現在の年収が●●万まで…など絞れます。
このように自社の状況と、どんな人に来て欲しいかで検索する優先ポイントが変わります。
絞りすぎると候補者が減ってしまうので「ここは譲れない」という部分を軸に段階的に緩和させましょう。
①まずはターゲット設定が大事
スカウトの代行業務をしていると
「あんまりしっかりプロフィールを見ていないな」というケースがあります。
例えば、
自社の条件にはハマっているが希望勤務地が全然違う人や、
経歴は募集職種にドンピシャだけど、本人は別の職種に転職したがっている人にスカウトをしている場合。
それとは逆に直近の経歴だけ見てはじいたけど、プロフィールをしっかり見れば
その前職でターゲット通りの仕事を経験している人なのに…という場合も。
1つ1つ隅々まで見るのは時間がかかりますが、せっかくのスカウトを無駄にしたり
良い人を見落としてしまう可能性もありますので、できる限り時間を使って精査しましょう。
もちろん、求職者の中には「必須項目だからなんとなく書いたけど、実はそんなにこだわらない」という人もいるので、少しの可能性にかける!という場合はチャレンジしてもいいかもしれません。
①まずはターゲット設定が大事
スカウト成功率をあげるために気にしたいのが転職への熱量です。
例えば、最終ログイン日。
転職を急いでいる人、前向きな人はこまめにチェックしますよね。
2週間以内~長くても1ヵ月以内にログインしている人を優先して狙いましょう。
また、ダイレクトリクルーティングやスカウト機能がついた求人広告サービスの中には
【他社と面接が進んでいる】【他社に応募をしている】【自社の求人を閲覧した】など
求職者の行動が具体的に分かるようになっている場合もあります。
そういったサービスを上手く活用して転職への熱量が高い人材を見つけましょう。
①まずはターゲット設定が大事
スカウトを送る際の文章を定型文にしていませんか?
作業効率を上げるためにはある程度の定型は必要ですが、受け取った相手が
「これ定型だな」と感じてしまったらせっかくのスカウトも特別感が損なわれます。
「私だからスカウトしてくれたんだ」と相手に感じてもらうことが応募への第1歩です。
そのためにタイトルや文章の始めの方に
「あなたのプロフィールを見て送った」と伝わる言葉を入れましょう。
例えば経歴から抜粋して
『●年間の営業のご経験を~』『●●社様でのご活躍を~』
自己PRから抜粋して
『得意のコミュニケーション能力を活かせます』
など、その人のプロフィールに書いてあることを引用したり
プロフィールのどこを見ていいと思ったか、心を込めて書きましょう。
そうすることで求職者の気持ちを掴め、応募率UPに繋がります。
①まずはターゲット設定が大事
たくさん届くスカウトメール。求職者からしても
よっぽど興味のある会社でなければ最後まで目を通すのはなかなかの労力です。
そこで大事なのが簡潔であること。詳しいことは求人に記載があるので
・どんな会社か
・なぜあなたをスカウトしたのか
・ここで働くメリットは何か
この3つが簡潔に伝わるといいでしょう。
また、自社のSNSやHPのURLを載せることで
求職者が気軽にあなたの会社を知ろうとしてくれるかもしれません。
そういった工夫で他社と差をつけて《メールを開いて終わり》にならないようにしましょう。
①まずはターゲット設定が大事
スカウトメッセージの作成は求職者へのラブレターのようなもの。
作業工数はかかりますが、想いが届けば返ってくる率も上がります。
ターゲットをしっかり決め、プロフィールをしっかり見て、
一人ひとりに気持ちを込めて作業することを心掛けてみてください。